今のところ、3/23の時点で、wordpress.orgにて配布している私のプラグインは合計10個、
全てのプラグインのダウンロード数は、総数 6,825 ダウンロードとなりました。
だいたい200~2,000まで、ダウンロード数はばらばら。
多いのか、少ないのか。ぴんときませんが、メジャーなプラグインのダウンロード数と比較すると…
かなり少ない…でもしょうがない。
役目が違うという事と、認知度と、使いやすさや便利さ、機能性にもよるだろうし。
でも、それぐらいのユーザーが居る。という事は分かります。
ただ、この約6,800というダウンロード数から、何%の人がプラグイン開発者のサイトに訪れているのか。
一人のユーザーが何回も同じプラグインを使うことはもちろん考えられます。
今は一旦、それはおいておきます。
寄付のリンクを何人がクリックしたか調べてみたのですが、2/20~3/20までの一ヶ月間で、たったの6人。
つまり、私の全プラグインの場合だと 約0.08% の人が訪れる 計算。
確かにダウンロード数は少ないでしょうがないかもしれませんが、いくら何でも訪問者少なすぎでしょ! 😯
では、この 0.08% のサイトへの訪問率をどれだけあげることができるのか?
ということでwordpressのプラグイン設定画面にて、プラグインの画面構成・レイアウトを変えて(目障りにならない程度に)、サイトへの訪問率をどれだけ上げることができるのかをやっていくことにしました。
なので、この記事は使いやすいプラグインのレイアウト紹介というわけではなく、どうやったら開発者のサイトへ訪れてくれる確立を増やす事が出来るか、寄付や有料版の案内を上手くできるかという点のみを考慮しての、画面構成・レイアウトを考える記事となります。
特にゴールとするレイアウトは何もありませんが、まずは有名どころのプラグインを片っ端からダウンロードしてインストールしてみて、いいところだけをパクる学んで取り入れようということに。
そこから、ゴールとするレイアウトが見えてくるのでは?という考えです。
それから、有名プラグインをインストールしてプラグインの設定画面が参考になるものを探してみました。
wordpress.org で Most Popular のページに行くと有名どころのプラグインがずらり。
http://wordpress.org/extend/plugins/browse/popular/
いくつかインストールして設定画面を見てみました。
そのなかからおすすめしたいプラグインの設定画面を10個ほど、厳選して紹介してみます。
プラグイン設定画面・レイアウトづくり参考プラグイン
1.WordPress SEO by Yoast
かなり力を入れている気がします。右側にイラスト付きのバナーなので、目がいきますね。
ただ、左側の「ダッシュボード」的な表示はかなり邪魔に思いました。。
画面幅も考えられていますね。
画面の幅を小さくすると右側のバナーが下にずれるので、横スクロールバーが表示されるのを極力避けています。
2.Google Analytics for WordPress
一瞬、「えっ?」と思いました。wordpress seo by yoastは停止させたけどなぁ。
何で同じバナーが右側に表示されているんだろう。 😕
そして、気づきました。。。同じ作者やん。
WordPress SEO by Yoast とは少し違い、バナーはひとつだけのようです。
プラグインの評価をつけてね。ユーザーフォーラムはこっちだよ。といった一般的な情報だけですね。
3. Google XML Sitemaps
機能の提案、通知一覧、公式FAQなど、プラグインについての改善や提案などの情報が充実していると感じました。
ところどころ、日本語訳がされていないのがちょっと残念です。
やっぱりこう見ると、使用するユーザーの言語で使用できるというのは、何の機能の設定なのかが分かるので安心しますね。
4.All in One SEO Pack
設定の前に、プラグインに関する情報や寄付の案内、何かの割引サービス的な表示をしています。
設定の前にプラグインの情報を掲載。するという点が微妙な所ですね。
今回の All in One SEO Pack については、特に邪魔には感じませんでした。
これぐらいシンプルなら、大丈夫なのかも。
5.Ultimate TinyMCE
インストールして有効化すると、ちょっとびっくり。
プラグインの一覧だけでも、かなり目立!
へぇ~こんな方法もあるのか。
これはいい参考になりそうです。あまり派手にし過ぎると良くないですが。
プラグイン設定ページにいくと…。
ひとこと。「なんて日緑だ!」
(分からない人は バイキング で調べてね)
これだけ色が主張していると、目がいきますね。それと、私は次の表示を「ユーモア」ととらえました。
人間味が溢れている 😆
でも実際、私もそうですがプラグイン開発者もひとりの人間です。そりゃ日曜日もありますよね。
Ultimate TinyMCEの開発者は、息子がいないのか?そう考えてしまいました。
そっちじゃないか。でも寄付の目的等を書くことは良いことかもしれません。
また、
PROバージョンを購入するとこの機能が使えるようになりますよ。
という事が一目見て分かるよう作られていました。これはいいですね。
よく、「PROバージョンはこちら」とはありますが、PROバージョンとの比較をする為にわざわざそのサイトに訪問しないといけないので、少し手間が入ります。
プラグインの設定画面ですぐにその比較ができると、手間が減っていいかもしれませんね。
具体的な必要性を感じさせてから、開発者のサイトに訪問させる。
大事な事かもしれません。
6.WooCommerce – excelling eCommerce
インストール…そして有効化…そしてその後…。
「販売を開始する準備ができました」
はい、分かりました。分かりましたが、、関係のないページにも案内を出すのは…。
個人的にはちょっと辞めて欲しい点だと思いました 😕
でもそれ以外はいたってシンプル。
プラグイン作者サイトへの案内は、この水色で囲ったところだけでした。
Ultimate TinyMCEを見た後にこのプラグインの設定画面を見て思うことが。
もう少し色々と案内を記載してもいいのでは?と感じましたね。
7.BackWPup
設定画面は設定だけ。
それとは別に上のスクリーンショットの「About」というページがあり、このプラグインについての説明を詳しく記載しているようです。
また、プラグインの販売サイトでよくやっている、無料版と有料版との比較。
これをプラグインのAboutページで説明するという手法もいいですね。
ページとして独立させれば、そんなに邪魔に感じないかも。
BackWpupのなかでも、これはとても気に入りました。
何が?って思いますよね。これです。これ。
フッターにさりげなくプラグイン作者の情報が載っているところ。
他の固定ページや、投稿にいってもこの表記はちょっと…と思いますが、プラグイン設定ページのフッターのみ、このようなフッターとなっています。
これはいいですね。あまり目立たないかもしれませんが、こういう小さな積み重ね、大事だと思います。
8.Contact Form 7
とてもシンプル。
使い方やFAQなど、少ない表記でリンクをつけて上に位置させる。
これは分かりやすいですね。でも、シンプルだからこそ分かりやすいはず。
9.Wordfence Security
個人的には良くなかった例です。Wordfence Security をインストールしてみましたが。。
とにかく、テキストが多い、、かつ、翻訳されていないので何が書いてあるのかよく分からない。。 😕
そして、この画面。
うっすらと、背景のように見える設定画面。見えますか?
その前面に英文でこう書かれています。(簡単に訳しています)
有料会員のみ、この機能へアクセスができます(使えます)。有料版はこちら
うーん、なんでしょう。なんか、、妙に嫌気がさしました。
10.SEO Friendly Images
ここまで記事書くのも結構疲れました。。そんなことはさておき、本題。
さっそくインストールしてみました。
とてもシンプル。シンプルなので、バナーのほうにまずは目がいきました。
なかでも、「Useful plugins」(便利なプラグイン集的な)はいいなと感じました。
wordpressのカスタマイズをなんでもいいからしようとするとき、その希望の動作のプラグインが、まず存在しているのか、いないのか。
分からないですよね。
なのでそのようなプラグインがないかどうか、ネットや書籍で色々な方法で探し始めるはずです。
この、Useful plugins に偶然その希望の動作のプラグインがあれば、ダウンロードして試すだろうなと思いました。そこまでダウンロードされる可能性は高くはないと思いますが、小さな積み重ねは必要だと思います。
ただ、もう少し説明を加えたらもっとよくなるはず。
プラグイン名
このプラグインはこういう時に便利なプラグイン。こういう事ができます。
みたいな。
以上10プラグインの画面構成・レイアウトの例でした。
個人的にはどれもこれも、参考になりました。
アクセスを呼びたいなら、目立つ事は大切です。ですが…。
似たような機能のプラグインがあったら、人は使いやすいほうを自然と選ぶだろうと思います。
適度に目立たせてサイトへの訪問率を上げてみたいと思います。
上がらなかったら…誰か教えてください 😳
でもそのまえに。
レイアウト変更の為にプラグインを更新してもしょうがない。
何か機能の更新やバグがあったときに、一緒にレイアウトは変更しよう。
なので、今すぐの対応予定はないですね。
wordpress 3.6 リリース辺りが今のところの目途ですね。
– 2013年4月9日追記 –
レイアウト変更を、3.6がリリースされるよりも前にすることにしました。
そのほうが、3.6に対応するバグ修正はしやすいと思いましたので。
その後のレイアウト変更後はこちらです。
プラグイン設定画面の画面構成及びレイアウトを考えてみる-その後
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